最近、引っ越しをした

私は3月に引っ越すことを目途に2月の下旬から引っ越しの手続きを始めていた

2月から準備をする人は遅いほうだと世間では言われている。

私自身、親からいつ始めるのかと何度も問いただされた。

一般的には2月の始めから内見予約などを進めておくべきなのかもしれないが、その他の悩みを多く抱えていた私は引っ越しを後回しにしていた。

実際のところ、何も問題はなかった。

あるとしたら、引っ越し先が住宅地のど真ん中であるために、職場から遠く、飲食店もスーパーも周りにないことくらいだ。

水道、電気、ガス、ネット、書類準備など面倒なことも様々あったが、今ではもうそんなこともあったなあと思う程度。

引っ越しは何事もなく終わり、今は春の訪れを待ちわびているといったところ。


さて、そろそろ2023年度も終わりを迎え、新しい年度の幕開けである。

みなさんはどうお過ごしだろうか。

私はお世話になった研究室の方々、そしてバイト先の方々、両親などに感謝の気持ちを伝えた。

私がこうして平和に過ごし、新しい人生へと歩めることは、私を支えてくれた人達の温情によるものである。

そして、こうして自分の歩みに満足できることは過去の私の努力の賜物である。

今後も周りへの感謝を忘れず、自身の轍を深く刻んでいきたいと望んでいる。


話は変わるが、先日私が大変お世話になっている方からあるお話を受けた。

その方は、幼少期、医者を目指していた時期もあるほどに賢く、勉強に励んでいたが、ある病気を患ったために、夢や人生を諦めざる負えない境地に立たされたという。

そのとき、昔ながらの友人に、諦めるのは早計であると、大学進学を勧められたのだが、それがなんと功を奏し、今現在の平和な日常に至っているということだった。

その経験からその方は私に二つのこと説いた。

それは、人の繋がりや縁を大切にすること、そして幸か不幸か決めるのは自分ではないということだ。

人の繋がりは、自分の写し鏡であり、自分が何者であるかを知るために一番大切なものである。あなたが今何をすべきか、何をしたいか、それは繋がりや縁によって決められるものだと。

そして、その最中に起こる出来事は未来によって判断されるものであるということである。今のあなたはその出来事によって不幸だと感じさせられてしまうかもしれないが、未来のあなたはその出来事を幸せだったと思い直す日が来るかもしれない。

だからどうか、無理をせず、不幸だと思い悩まずに、人との縁を大切に過ごしてほしいと


2月の上旬、部屋の掃除や免許の試験、旅行やバイトとの日程調整などに追われる中、恋人との突然の別れがあり、私は引っ越しの日程を大幅に間違えてしまった。

そのため、引っ越しの搬出と搬入の間に大幅な期間が空いてしまい、実家にお世話になることを余儀なくされた。

そして、久しぶりの長期の帰省で、1日3食、お祝いの美味しいご飯、お祝いのプレゼント、優しい言葉など、多くの幸せを味わった。