今日は君の話とストーンサークルを少しずつ読んだ。
朝起きてすぐ、1時間ほど君の話を読み、夜30分ほどストーンサークルを読み進めた。
君の話は、三秋縋さんという作者が書いた作品の一つであり、恋する寄生虫がとても面白かったので、別の作品も読んでみようということで購入した。
この作品は、「義憶」という概念が当たり前となった世界を舞台にしており、これがスパイスとなっている。
この「義憶」というのは科学の発展により、人の記憶を操作することが可能になったことによって生まれた概念で、義足や義手の感覚で記憶も補うことが必要だと「義憶」の技術と文化が徐々に人々の間に浸透してゆく中で生まれたものになる。
そしてこれをきっかけに、日常的な記憶の改変が当たり前の世の中となっていってしまうのである。
そんなある日、主人公はある人物と出会うことで、自分の記憶が「義憶」なのか「記憶」なのかという混乱に陥ることになり、真実を突き詰めるために記憶を辿っていくというストーリー。
今のところは、まだ主人公は真実を突き詰められておらず、疑心暗鬼となりながらもそのある人物にとりあえずの警戒心を解いている。
ここから徐々に面白くなりそうなので、明日も読み進めていきたいところ。
ストーンサークルは、なかなか残酷なお話で、結構濃密な謎解き要素が含まれているので、もう少し頭を整理してから語りたいと思う。